【講演会】株式会社カタセイ片岡敏一社長〜日本一になるために〜

期日:2月16日(火)

講師:株式会社カタセイ代表取締役社長片岡敏一様

【鳥取県米子で日本一になる】

片岡社長は、「まいどおおきに食堂」(全国330店舗)で、日本一を目指すという目標を立てました。人口の少ない米子市でなれるはずがないと周りからは言われ、大阪での研修も「私は日本一になる店長です。」と自己紹介するも誰からも相手にされない経験をされました。この時、私を相手にしなかった人々が、もし私が日本一になったらどんな顔をするのか。悔しさよりもワクワク感の方が強かった。と述懐されました。

【意識改革】

片岡社長は、毎日「日本一」になると言い続けました。ワンピースのルフィーが「俺は海賊王になる」と言い続けているように。この店は日本一になる店なんだと社員に言い続けたそうです。言い続けることで意識が変わる。意識を変えることから始めることが大切だと述べられました。

【日本一になるために】

挨拶をしない社員に対し、なぜ言わなかったのかを考えさせた。日本一になるために挨拶をするという目標を立てたにも関わらず、なぜ言わなかったのか。それを考えさせることの徹底をされたそうです。

【当たり前の基準を上げる】

毎日言い続け、考え続けると自分の中の基準が上がる。基準が低いから苦であり、当たり前になれば苦じゃなくなる。だから当たり前になるまでやり続けることの大切さを考えさせたそうです。

【目標を明確にし、チームでその目標を全員がシェアする】

日本一になるために、社長は、毎日言い続ける。社員は意識が変わる。意識が変わるから行動が変わる。だから日本一になれる。というプロセスをお話くださいました。また、しんどい時、つらい時に、正直につらい、しんどいと周りに伝えることも大事だと述べられました。

生徒Q&A

一番大切にしていることはなんですか?

まずは、スタッフ(仲間)。目標達成には仲間がいないと一人では達成できないので仲間を大切にしています。次に私の家族です。プライベートに集中しないといい仕事はできない。仕事に集中していないと夢や目標は達成できない。

苦しい時のやりがいはなんですか?

日本一を宣言した時に、自分のことを笑った人たちが目標を達成した時どのような反応をするのかを想像しています。苦しいことを楽しいことに変換することで励みにします。また、苦しい時は苦しいと仲間に伝えることで自分一人で解決しないようにしています。

日本一の目標のあとどのような目標を立てましたか?

日本一に向けて努力してきたので、達成した後は、しばらく空っぽになりましたが、次はいつまでキープし続けられるかを考えるようになりました。目標は達成すると次の目標が見つかるので、小さな目標を立てるようにしています。

規則正しい生活を心がけていたとおっしゃっていましたが具体的に何をされたのですか?

時間管理を徹底しました。何時から何時までに何をするというスケジューリングを立てるようにしました。また、スタッフにありのままを見せるようにしました。

人の心を動かすことをしようとした時何を心がけていますか?

スタッフとのミーティングを時間をかけてしました。私の夢を相手に理解してもらえるようにたくさん話をし、なぜ日本一になりたいのかを伝えるようにしました。やっつけ仕事では、人の心は動かないので、時間をかけて何度も何度も話をしました。

(話の中にあった)昨日の自分を超えるためには何をしたらいいですか?

まずは、昨日の自分をキープするようにして、気持ちが切れないように、高まるようにしています。結果はなかなかなついてこないこともありますが、それでもやれると信じるようにしました。

生徒からは矢継ぎ早に質問がでました。一つ一つ丁寧にご回答くださいました。

片岡社長貴重なお話ありがとうございました。