今朝目覚めると裏の山でウグイスが鳴いていました。例年に比べると少し早い今年の桜の開花。1週間後に行われる入学式では残念ながら満開の桜を見ることはできないかもしれません。
しかしグランド脇にあるヤマザクラの古木だけは例年少し遅めに花を咲かせます。
あの花を見ると、学園の創始者岡崎功先生が
「グランドにあるヤマザクラは他の桜が満開で、みんなが花見に訪れ終わった頃に開花する。しかしあのヤマザクラは誰に見られなくとも、毎年綺麗な花を咲かせる。褒められたい、愛でられたいということでなく、ただ自分の使命を一生懸命果たしているだけである。だから皆さんも自分のするべきことを一生懸命になってやりなさい。そうすれば人より遅れるかもしれないが、きっと綺麗な花を咲かすことができるよ。」
と、言われたことを思い出します。
いよいよ新学期が始まります。生徒の一生懸命な姿をまた見ることができることを楽しみにしています。