桜の苗木を50本植樹しました。

令和3年(2021)3月4日(木)桜の木50本を植樹しました。

本校は令和3年度、創立60周年を迎えます。

この度、神魂神社、松浦造園(株)様のご配慮で桜の苗木50本を寄贈していただきました。そこで、60周年記念事業の一つとして、全校生徒教職員で松浦造園(株)のサポートをいただき、桜の植樹を行ないました。

作業工程

①植栽場所の選定②品種別配植計画③位置出し・識別④支柱竹設置⑤植穴堀削⑥植付け

⑦石碑の設置・後片付け(⑥以外は松浦造園実施)

※⑥植付け(生徒教職員で実施)  1、材料搬入 2、植穴調整 3、支柱結束 4、植付け

 

※⑥植付け(生徒教職員で実施)

1、材料搬入 2、植穴調整 3、支柱結束 4、植付け

 

桜の苗木の種類は5種類(10本ずつ)

①陽光(ようこう)4月上旬から中旬に開花 花の形状は、大輪一重(5枚)

②御車返し(みくるまがえし)4月中旬に開花 花の形状は、大輪一重(5枚〜7枚)

③御衣黄(ぎょいこう)4月中旬から下旬に開花 花の形状は、大輪八重(12枚〜15枚)

④普賢象(ふげんぞう)4月中旬から下旬に開花 花の形状は、大輪八重(30枚前後)

⑤関山(かんざん)4月中旬から下旬に開花 花の形状は、大輪八重(35枚〜50枚)

グループに分かれて、先生方も指示を受けながら苗木を植えました。

今回生徒たちが植えた桜が10年、20年後に見事に成長し、満開になるのが今から待ち遠しいですね。卒業生の皆さんも落ち着いたら是非桜を観に来てください。

松浦造園(株)の桐田専務をはじめお手伝いくださったスタッフの皆さんお世話になりました。

ありがとうございました。

桜の植樹様子(クリックすると動画が再生されます)

*3月9日(火)一部修正をしました。

【講演会】株式会社カタセイ片岡敏一社長〜日本一になるために〜

期日:2月16日(火)

講師:株式会社カタセイ代表取締役社長片岡敏一様

【鳥取県米子で日本一になる】

片岡社長は、「まいどおおきに食堂」(全国330店舗)で、日本一を目指すという目標を立てました。人口の少ない米子市でなれるはずがないと周りからは言われ、大阪での研修も「私は日本一になる店長です。」と自己紹介するも誰からも相手にされない経験をされました。この時、私を相手にしなかった人々が、もし私が日本一になったらどんな顔をするのか。悔しさよりもワクワク感の方が強かった。と述懐されました。

【意識改革】

片岡社長は、毎日「日本一」になると言い続けました。ワンピースのルフィーが「俺は海賊王になる」と言い続けているように。この店は日本一になる店なんだと社員に言い続けたそうです。言い続けることで意識が変わる。意識を変えることから始めることが大切だと述べられました。

【日本一になるために】

挨拶をしない社員に対し、なぜ言わなかったのかを考えさせた。日本一になるために挨拶をするという目標を立てたにも関わらず、なぜ言わなかったのか。それを考えさせることの徹底をされたそうです。

【当たり前の基準を上げる】

毎日言い続け、考え続けると自分の中の基準が上がる。基準が低いから苦であり、当たり前になれば苦じゃなくなる。だから当たり前になるまでやり続けることの大切さを考えさせたそうです。

【目標を明確にし、チームでその目標を全員がシェアする】

日本一になるために、社長は、毎日言い続ける。社員は意識が変わる。意識が変わるから行動が変わる。だから日本一になれる。というプロセスをお話くださいました。また、しんどい時、つらい時に、正直につらい、しんどいと周りに伝えることも大事だと述べられました。

生徒Q&A

一番大切にしていることはなんですか?

まずは、スタッフ(仲間)。目標達成には仲間がいないと一人では達成できないので仲間を大切にしています。次に私の家族です。プライベートに集中しないといい仕事はできない。仕事に集中していないと夢や目標は達成できない。

苦しい時のやりがいはなんですか?

日本一を宣言した時に、自分のことを笑った人たちが目標を達成した時どのような反応をするのかを想像しています。苦しいことを楽しいことに変換することで励みにします。また、苦しい時は苦しいと仲間に伝えることで自分一人で解決しないようにしています。

日本一の目標のあとどのような目標を立てましたか?

日本一に向けて努力してきたので、達成した後は、しばらく空っぽになりましたが、次はいつまでキープし続けられるかを考えるようになりました。目標は達成すると次の目標が見つかるので、小さな目標を立てるようにしています。

規則正しい生活を心がけていたとおっしゃっていましたが具体的に何をされたのですか?

時間管理を徹底しました。何時から何時までに何をするというスケジューリングを立てるようにしました。また、スタッフにありのままを見せるようにしました。

人の心を動かすことをしようとした時何を心がけていますか?

スタッフとのミーティングを時間をかけてしました。私の夢を相手に理解してもらえるようにたくさん話をし、なぜ日本一になりたいのかを伝えるようにしました。やっつけ仕事では、人の心は動かないので、時間をかけて何度も何度も話をしました。

(話の中にあった)昨日の自分を超えるためには何をしたらいいですか?

まずは、昨日の自分をキープするようにして、気持ちが切れないように、高まるようにしています。結果はなかなかなついてこないこともありますが、それでもやれると信じるようにしました。

生徒からは矢継ぎ早に質問がでました。一つ一つ丁寧にご回答くださいました。

片岡社長貴重なお話ありがとうございました。

今年の予餞会

淞南高校では、卒業式の前々日予餞会(よせんかい)を行っています。餞は、「はなむけ」と言い、旅に出る人などに贈りものをする意だそうです。今年は、コロナの影響で、予餞会が開催できませんでした。そこで、生徒会として、何とか三年生へ贈りものを届けられないか。何かできることはないか。考えに考えました。

無観客で、映像を撮影し、DVDに入れてそれを見てもらう。考え抜いた答えでした。また、例年有志だけで余興をしていましたが、以前のように全クラス何かをする。3年生のために何かを。また、3年生全員に一人一人メッセージを送る。これが今年の予餞会です。

また、何か贈りものをしたい。という思いが高まり、島根県松江市で活躍する路上詩人こーたさんへ、アポイントを取りました。快く承諾してくれました。

こーたさんへお願いしたことは、3つ。

一つ目は、メッセージ性の高い言葉と淞南の文字でロゴを制作してもらい、トートバックを作成。卒業生全員へプレゼントしたい。

プリントオン様の協力によりしっかりとしたトートバックが完成しました。

2つ目は、全員の名前を書いて贈りたい。書き方を学んで一人一人の名前を筆ペンで書きました。

3つ目は、卒業式に在校生は参列できないかもしれない。(実際は、オンライン配信を教室で見ながらの参列となりました)卒業式の会場に何かメッセージを。こーたさんに相談すると書道パフォーマンスの要領で文字を生徒会全員で書いたらどうですか。とのご助言により、全員でリレー形式で書くことに。なんという文字を書こうか。生徒会で話し合いをしていると「不撓不屈」の言葉が出てきました。(これは、校長先生が式辞の中で贈られた言葉です。偶然一致しました。)

筆文字講座 の様子(クリックすると動画が再生されます)

 

書道パフォーマンスの様子(クリックすると動画が再生されます)

 

卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。

2020.8.5~感染予防対策のためトイレの改修を行っています~

みなさん、こんにちは。

本日2回目の投稿失礼します<m(__)m>

 

毎日各地で新型コロナウイルス新規感染者の発表がありますが、聞く度憂鬱になってしまいますね。。。

それでも、ワクチンや特効薬が開発されない限り怖いウイルスであることに変わりはないので出来うる対策は講じていかなければなりません。

学校では、こまめな消毒や換気に加え、接触感染を防ぐためトイレの改修工事を進めています。※お食事中でしたら飛ばしてください<m(__)m>

 

↓職員トイレです。生徒用も同じ構造になっています。以前は取っ手がありましたが軽く押すだけで開くようにしました。

↓以前は蛇口をひねるタイプでした。手をかざすだけで自動で水が出ます。

この他、男子トイレの便器も自動で水が流れるようにしました。

経費はかかりましたが、その他の感染症の予防にも効果があると思いますので長い目でみると良かったと思います。

誰もが安心して暮らせる日が早く戻ることを願います。

令和2年島根県高等学校夏季野球大会開幕

2020.7.21.(金)〜全員野球。これが淞南野球です。〜

先週の7月17日(金)奇しくも本校創立者である岡崎功先生の100回目の生誕の日に野球部の初陣となりました。新型コロナウイルスの影響で、甲子園大会が中止となり、複雑な想いでこの日を迎えた高校球児はたくさんいたことと思います。

キャプテンの西本悠馬(にしもと ゆうま)くんは、壮行式の時、「自分たち野球部はどんな時でも甲子園出場を目標にやってきたのですが、新型コロナウイルスの影響で甲子園大会が中止となりました。しかし、たくさんの方々の支えや支援があって代替の島根県大会が開始されます。感謝の気持ちを忘れず、自分たちのプレーで恩返しをします。そして二年半淞南で培ってきたことを信じチーム一丸となって全員で優勝を勝ち獲りに行くので応援よろしくお願いします。」と述べました。

代替試合は、感染予防の観点から無観客での試合です。入れるのは、野球部員、教職員、三年生の保護者です。野球ができるだけで十分。試合ができるだけで十分と割り切って思うしかないのかもしれませんが、本校野球部は、全員野球です。マーチングバンド部の演奏やサッカー部など全校生徒は可能な限り試合に行き応援をします。そんな日常が今年は、見ることができません。保護者の皆さんも同じです。野球部保護者のLINEグループには、一、二年生の保護者の方からエールが次々と送られてきたそうです。そのような想いを一つにして、淞南野球は完成すると思います。

試合結果は、初戦は、松江商業と対戦し、3−0で勝利、続く二回戦も松江工業と対戦し、9−0(7回コールド)で勝利し、確実にコマを進めることができています。次戦は、7月24日(金)出雲高校と対戦します。一戦必勝で頂点を目指します。

今も生きる淞南学園創立者岡崎功先生の精神

2020.7.17.(金)〜岡崎功先生生誕100年を迎えて〜

今日、7月17日は淞南学園創立者岡崎功先生の生誕日であり、本年生誕100年を迎えます。

大正、昭和、平成という時代を駆け抜け、まさに激動のご生涯でありました。そこに貫かれていたのは、自分自身に関しては一向に物に囚われない超然とした生き様と、人に接しては相手を楽しませ心地よくさせる魅力でした。岡崎功先生の人柄が多くの人に愛され慕われていたことが、「岡崎功生誕100年記念誌」を発刊するにあたり再認識することが出来ました。

岡崎功先生の手によって産声を上げた淞南学園も来年は創立60周年を迎えます。今日も、生徒たちの明るく朗らかな声が校舎に響きわたり、教職員との厚い信頼関係のもと充実した高校生活を送っています。創立者岡崎功先生の心は、これからも生き続けていくことでしょう。

野球部夏大会まであと1日

2020.7.16(木)〜野球ノートに込めた思い〜

明日より、島根県高校野球夏季大会が開催されます。本校も初戦を迎えます。野球部のある生徒の野球ノートに込められた思いを紹介します。(一部表現を変えています。)

 

また、本日は、いつもと違った形で壮行式をしました。野球部の初戦は、明日7月17日(金)松江商業高校と対戦します。応援よろしくお願いします。

淞南生の非常時における上級生の行動

2020.7.13(月)〜いざという時に何をすべきなのか〜

まず、全国各地で大雨による被害が相次いでおり、被災された地域や住民の方々が一日も早く安全な生活が送れることをお祈りしています。

さて、本校のある島根県でも大雨警報が発令され、生徒の安全確保のための対策がとられていました。幸いにも雨量は増えること無く、通常の学校生活を送ることができています。寮生の多い本校ですが、今回の警報が発令されたあとの寮生の行動が目に留まりましたので皆様にもお知らせしたいと思います。

島根県で大雨警報が出されたことを知った寮生達は、お互いに声を掛け合い、大雨に備えて寮の内外の点検し、雨によってぬれてしましまうと良くないものや、風によって移動や破損の恐れのあるものを室内に移動していました。

親元を離れ、集団生活を送る中で、言われて行動するのではなく、自ずから考え行動することが先輩から後輩へ受け継がれているようです。

最近は新型コロナウイルス感染症対策として寮でも消毒や換気の徹底をしています。上級生は、コロナ対策としての換気と大雨対策としての閉窓閉扉の注意点にまで触れてくれていました。

入学時は自分のことで精一杯だった生徒が上級生となり、周囲のことや後輩への気配りをしている姿に頼もしさを感じ、生徒の成長を見ることで教員としても学びの場であることを再確認させられます。

今年は新型コロナウイルス感染症や大雨による豪雨災害など、例年とは異なり厳しい状況も多いですが、何事にも全力で頑張る生徒たちの応援をよろしくお願いします。

2020.7.10~本日1学期期末考査最終日です~

みなさん、こんにちは。

本日の松江は雨。朝からシトシト梅雨らしい天気となっています。

さて、本校では6日月曜日から1学期期末考査を実施しており、本日最終日を迎えました。

休校期間があったため、中間試験を行いませんでしたので1学期は今回の試験のみ。赤点にならないように最後まで頑張って勉強していましたよ(^_-)-☆

 

 

2年生の教室を覗くと黒板に何やら計算が(~_~;)

sin,cos,tan。(懐かしいですね。)

↓みんなで教え合っています。

授業時間確保のため、夏休みまではもうしばらく学校がありますが今日が終われば一段落です。みんなガンバレ!(^^)!

SDGs の講演を鳥取県三朝中教諭小松亜希恵さんにしていただきました。

2020.7.9(木)〜探究学習SDGs って何だろう〜

今年の探究学習は、「SDGs」 について勉強しよう。というところからスタートしました。持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。(外務省H Pより)とあります。

週1回探究学習の時間を使って学習しています。教員も一緒に学んでいます。このバッチは、企業でSDGs に関連する事業であることをアピールするためのものです。カラフルですね。

 

さて、今回は、鳥取県三朝(みささ)町立三朝中学校より小松 亜希恵(こまつ あきえ)さんにお越しいただきました。小松先生とは、本校の教員が、新聞(地元紙)を読んでいたところ、鳥取県でSDGs について活動をされているという内容の記事が掲載されており、そこで直接連絡をとり繋がりました。とてもパワフルで情熱に満ちた先生です。先生は、教員をしながら趣味でSDGs の問題に取り組んでいるとおっしゃっていました。

小松先生による講演は、「SDGs とは」、「世界は今どのような状況なのか」、「松江市は今どのような状況なのか」、といった問題や課題をクイズ形式で挙げられ、わかりやすく提起され考えることができるものでした。生徒は、体感しながら主体的に考え講義を聞くことができ、とても充実した2時間でした。

また、フェアトレードについての話の際は、実際にチョコレートをプレゼントしてくれました。消費するすることで参加するという意思表示ができるということも知りました。

今回の講演会は、問題は何か、課題は何かを考える機会となりました。これから1年間、SDGs について深く学んでいき、少しでも参加ができればと思います。